絵描きの才能に付いて書くけど、多分、典型的ワナビの自意識まみれな文章になるかと思う。
僕は思いついた事にはすぐに手を出す方なので、多趣味である。ゲームが面白いと思ったら、どうやって作るのだろうと調べて、プログラミングを始める。小説を読んでいて凄いと思ったら、すぐさまキーボードを叩き始め小説を書き始めた。そこで、凄いイラストを見たら、お絵描きを始めるのは当然の流れの訳ですよ。
プログラミングと小説はある程度様になってきたと思う。プログラミングでゲームは作れないけど、wordpressとかCMSの動的サイトの構築ならばできる。ある程度プログラミングの理屈は分かるようになった。プログラミングで飯を喰う程度には色々とやれる。小説は3万字程度の小説ならば書き上げる事が出来るようになった。これも、webで発表してそれなりに面白いと言われる程度である。だけど、イラストは全く思うどおりに描けない。いくら練習しようとも頭の中の理想が形となって出てきてくれない。
プログラミングと小説はさ、才能というよりは積み重ねが必要な分野なのよ。どんな凡才でも積み重ねさえすれば、ある程度の領域までは達することができる。だけど、イラストはいくら描いても凡才は凡才のままなのよ。頭の中の思っている理想に近づけるまでの距離が他の2つに比べて、イラストは遠い。
なんというか、イラストを描くという能力は特殊技能の一つなんじゃないかなと思っている。まぁ描ける人は否定するね。イラストも努力の仕方で上達し続ける世界だと言っているのはよく聞く。プロであっても自分の絵はヘタクソじゃないかと悩み続けるらしいね。イラストを描く人なら、どんな人でも持っている悩みなのだろう。
僕は中学生頃は漫画家になりたかったので、ひたすら漫画を書き写していた。でも、大学生辺りで自分には絵の才能はないのだなと悟ってしまった。今でもイラストは描くけど年賀状とか身内向けである。とてもじゃないが、自分の実力では世の人を唸らせる程の作品は描けないだろうなと思っている。どんなもんを描いているかというと下記程度である。
多分、真面目にイラストを勉強している人からは努力が足りないとか、真っ当に作品に向き合っていないとか言われそうだけど、やっぱ才能が物言う世界なんじゃないかなぁと思うよ。それなりに努力をしてきたつもりなんだけど、僕は上記程度だもん。
愚痴っても仕方ないからイラストの勉強の仕方でも書いておくわ。今日、お絵描きの練習法でいいエントリーを見かけたから紹介しておく。
目で見た絵をトレースするのが良いというのはよく聞くね。一旦、トレースした後、記憶力だけでコピーすると定着がいいらしい。素材を使うとか参考資料を集めるのが重要なこととか、良いイラストを描くための基本は全部押さえていると思う。
後は練習量が大事というのが、webでイラストの勉強法を調べたときに必ず見かける情報だ。コピー用A4用紙の束を買ってきて、それを全部埋めつくせって練習があった。
悩むのはまずは500枚描いてからだ。ってのは熱くていいね。段々とみんな上達していっているのを観察することができる。僕もそう有るべきなのかもしれないなぁ。
とにかく量を経験してみたら、イラストの技量は伸びる可能性がある。僕もひねくれていないで練習を毎日するべきなのかもしれないな。