2019年10月1日から消費税が10%に上がります。
2019年10月1日から日本の消費税が晴れて8%から10%に上がりましたー。クソが。
で、日本商工会議所の三村会頭から消費税増税に苦しむ国民の感情を逆撫でするこういうコメントも出されております。
日本商工会議所の三村会頭は30日の記者会見で、消費税率の引き上げについて、景気にマイナスなのは間違いないとしつつ「社会保障の財源が不足している中で国民の安心感につながる側面もある」と述べ、増大する社会保障費を賄うために引き上げに理解を示しました。
まー、なんだろうね。僕程度の浅い情報収集力でも企業の内部留保金がバブル期超えをしていると聞いているし、現政権は企業の法人税を減税する代わりに消費税を上げたという噂も聞いている。このあたりとか。
ラジオの藤井聡さんの話が衝撃だったので紹介します。かいつまんで書いてます詳しくは9月24日の大竹まことゴールデンラジオで。(ポッドキャストでdl出来ます。)
— コバヤシ🎐 (@shenaisashena) September 25, 2019
藤井聡
安倍政権で6年間、内閣官房参与として勤務。
安倍総理の側で(官邸の安倍さんの部屋で)レクチャーをするのが主な仕事だった。
・なぜ消費税が上げられているか?法人税を引き下げたことによる空いた税金の穴埋めをさせられているんですよ。大企業さん、有名な鉄鋼企業さん、有名なインターネット企業さんとか何千億・何兆円と売りあげているところが、数百億円しか税金を払っていない。こういった所の補填を庶民がさせられている
— コバヤシ🎐 (@shenaisashena) September 25, 2019
しっかしまぁ、このあたり情報だけだと左寄りすぎるかな?とも思う。もうちょっと客観的に俯瞰せにゃならんかな。
法人税と消費税の関係についてはらくからちゃさんところのこの記事が参考になった。
景気が良ければ、企業も利益を得られ、法人税収入は問題ない。
ただ、景気が悪く、企業の業績が悪ければ、法人税収は極端に落ちる。
だが、そういう局面でも、消費税は、それなりに確保できる。要するに、法人税は「もうかったら納める」ものであるのに対し、
消費税は「儲かろうが儲からなかろうが、売上げがあれば納める」ということになる。なーるほどなあ。
口さがなく言ってしまえば、財務省は、今後経済がどうあろうが財源を確保するために、消費税を導入した、ということになる。
逆に言うと、日本経済の隆盛、というものを信じていない極めてクールな意思決定のもとにこの税形態を選択した、とさえ言える。消費税っていうのは、今後日本経済が体力を失って、法人利益が確保できない時でもコンスタントに税が確保できる。
この先高齢化で労働人口が減っていく局面において、日本企業が成長して行く目算がないのであれば、
法人税に頼っていては、多分どうにもならない。
昔みたいに国債を乱発するのも、引き受け手が自国内になくなったら、おそらくデフォルト一直線だ。
まー、消費増税というのは予想以上にクレバーに政府が国の経済がこれからどんどん衰退していくのを予測しているから、取れるところから確実に財源とっとこうみたいな思惑でやってるのは分かるけど、それをキチンと国民に平等に再分配するかどうかそこまで安倍政権を信用してない。
日本の政府がやろうとしている政策は小泉政権の時から新自由主義ですし、国がやるべき社会保障とかも自由化していってアメリカみたいに医療や福祉まで競争させようとするかもしれない。というか、現状ですら貧富の差がガンガン広がりまくって富めるものはどんどん資産を蓄えて、貧者は年金すら奪われて死ぬまで働くことになっている。年金2000万の話とか、この政府は「社会的弱者は死ね」と普通に言ってきてるんです。
僕もまぁ、障がい者だったりして社会的な立場的に弱かったりするんですけど、なんとかわずかに得られる資金をやり繰りして死ぬまでは上手く立ち回ろうと努力している。ほんと、この国これからは社会的弱者はあっさり切り捨てられますよ。
今日の徒然
本題が長くなったので短めで。
夜は早く寝ようと思う。最近夜中の1時に寝て4時に起きるということを普通にしがちである。ブログを書いたらすぐ寝ようと思う。なんか、無駄にネットを巡回しまくって貴重な時間を無駄にしている気がしてならんのですよ。
こち亀の作者のこの本も気になってる。
秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/08/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
まぁ、結局の所、人生の中でなにかに集中する時間を生み出そうと思うのなら、無駄な作業などを断舎離して細々とした時間をかき集めるほかないんですよ。秋本治さんもそうやってこち亀を連載しながらも、取材したり旅行したりする時間を捻出してきたんですよ。
ちょっと時間の使い方をもっと念入りに考えようと思う。