米中関係の関係悪化は困ったものである。
なーんかさ、これ困るよね。
2日の香港、上海、台湾の株式市場では、アメリカのペロシ下院議長が、2日夜にも台湾を訪問する見通しだと複数のメディアが伝えたことを受けて、米中関係が悪化することへの警戒感からいずれも株価が下落しました。
対中強硬派として知られるアメリカのペロシ下院議長が2日夜にも台湾を訪問する見通しだと複数のメディアが伝える中、台湾に近い沖縄のアメリカ軍嘉手納基地では2日夜8時すぎ、戦闘機8機と空中給油機5機が相次いで離陸して沖縄の南方に向かいました。
中国が強力な対抗措置をとると反発する中、議長が乗った専用機の警戒にあたる可能性もあります。
なんというか、台湾が民主主義陣営で重要な拠点だと言うのは分かるんだけど、このペロシ下院議長はろくに中国側とすり合わせもしないで台湾を電撃訪問したらしき噂を聞いた。そもそもこの人は対中政策がタカ派らしくて、結構、強行に今回の台湾訪問に打って出たっぽい。まぁ、この辺りはtwitterの噂を流し読みした程度なので、実話系週刊誌程度の精度の話だけどさ。
このペロシ氏の台湾訪問によって中国が空母と戦艦を出してきて東シナ海で睨み合いをしている。今日は中国が何発もミサイルを日本の排他的水域内に発射しているらしい。ほんと困ったことである。この調子で中国vsアメリカの軍事衝突なんて発生されると、台湾だけじゃなくて近海の沖縄も大迷惑である。
いや、戦争なんて発生したら大迷惑どころの話じゃないよな。マジで沖縄から内地への移住を考えなければならなくなる。中国と日本がなんか軍事的に揉め始めると、間違いなく戦場は沖縄になるはずで、地上戦が起こらなかったにしても危険すぎて沖縄に住むのが危なくなるでしょ。
実際のところ、中国が覇権主義的な考え方で行動しているので、国境沿いの沖縄は地政学的に見てものすごく危ない場所だ。昔っからそうであるけど、沖縄のある位置というのは東シナ海や環太平洋の中でも要所になる位置で、ここが日本の軍事的な急所である。太平洋戦争の時も、沖縄が奪われたから日本本土の制空権が取られて色々な場所が空爆を受けて、最終的には原爆まで落とされて敗北した。
中国が台湾の次は沖縄、みたいな野心を持ってるのは、連日のように日本の領海内に中国から不法侵入していることからも明らかであろう。まー、なんと言いますか、沖縄というのは文化的には中国の影響を色濃く受けてまして、さまざまな行事ごととかで中国と共通する部分もたくさん持っている。それで、中国の方では沖縄は昔からの中国の領土的な意識がひょっとしたらあるかもしれない。琉球王朝の時代まで遡っちゃうと実際、中国の属国みたいな文化圏ではあったわけだし、そこんところを引っ張り出してくる可能性はある。
しかしまぁ、ウイグルとか香港の時の中国の対応を見ていると、まかり間違ってもあの国の支配下に置かれるのは勘弁である。国家という仕組みが国民を自由にコントロールできるような支配体制だと、命の価値が恐ろしく安くなる。ちょっと漏れ聞こえてくる噂でも、AIを使って総背番号制でディストピアみたいな支配の仕方をしようとしているという話であるし、民主国家に慣れ親しんでる日本人には到底受け入れられないやり方だろう。
まー、中国がここまで覇権主義を表に出して行動してくるようだと、流石に日本の防衛の仕組みとかそんなところを考えちゃうよね。一応、僕は戦争に関しては反対する側の考え方を持ってはいるけども、自国の防衛力とかそういうのに関しては、こちらの方が弱腰すぎると隣国はあっさりと侵略戦争を仕掛けてくることぐらいは世界史を勉強してるのでわかってる。外交とかそういうので交渉するにしても、相手が力づくでやれば領土を奪えると思われない程度の軍事力は持ってないと舐められるのである。なーんか、ある程度、自衛隊の防衛力は中国に攻め込まれない程度バランスは保っておかないとなりませんな。平和主義で戦争をしないためには、隣国と均衡を保てるぐらいの軍事力は必要なのである。
どういう状況になるのか僕も国際情勢を毎日確認してないとなりませんな。なんか、ほんと令和の時代に入ってコロナは発生するし、ソ連は侵略戦争起こすし、元総理が暗殺されるし、やばいことが毎年のように発生する。別にインテリジェンスほどの情報収集をする必要はないけども、自分の身を守れる程度は色々と情報を集めとく必要があるだろう。激動の時代こそ知は力なりという言葉が意味を持ちますからな。