超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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未来の情報環境とAIの脅威

未来の情報環境とAIの脅威


新年早々なんかアレな話をしそうな感じで嫌なのだが、マジでなんで正月に大地震が発生したのだろうなーと思う。NHKの報道をずっと確認するような過ごし方をしてたのだけど、メンタルがやられてしまい新春早々、体調が悪くてダウンしてる。


これはほんと自分も十二分に自覚しておかねばならぬのだが、メンがヘラってる人は災害時にセンシティブな情報を入れるのは避けたほうがいい。せめて、SNSの使用は社会の状況が落ち着くまで待つとか、TVでの刺激的な映像を見ないようにしてラジオで情報収集するなどの工夫が必要。


僕はこんな時にネットやメディアを深掘りしてしまってダメージを受けることを自覚してるつもりだったのだけど、それでも懲りずに新春早々メンタルを病む羽目になってるのである。ほんと、精神が弱ってる時は災害情報というのは毒なので、ネットもTVも断ち切って読書にでも励むのがメンタルヘルス上重要な行動であるよ。


とりあえず、明日は正月三が日の休みだけど予定がないので、急遽、沖縄本島北部までドライブをしてくる。自宅にいるとメンタルのせいで神経が焼けつくような感覚に襲われて、いらんトラウマまで掘り返されてヤバい目にあったので、物理的に世間の情報を断ち切るために小旅行をしてくる。テキトーに北部のスタバなりを見つけて読書をしたり、サウナが開いてるのなら入ってきて神経を鎮めようと思う。


勘違いしないで欲しいのだが、災害に遭われてる方を無視しようとかそういう訳ではない。ただ、僕は後で石川県の被災地のために募金をしたりとかするけど、こういう世間の状況がカリカリしてる時には、メンタル持ちの僕はその世間の空気に飲まれて死にそうな気分になってくるのである。過去もこういう状況の時にメンタルを病ませて不味い状態になったりしてたのに、全然学習してない。


まー、いいか。被災地近辺に住んでるネットの友達にもLINEなどで近況を聞いたりなどはしたけど、幸いにも関係がある人で不味い状態になってる人は居ないようである。状況が落ち着いてきたのならNHKのラジオなどを確認して被害状況を確認したりして、今後どんな風になっていくのか状況把握をするようにはしよう。


ちょっとネットを眺めてるとこのような記事を見かけた。


researchmap.jp


togetter.com


僕はある時からTwitter(X)のような短文SNSを全く使わないようになったのだけど、僕のこの判断は間違っていなかったと確信度を深めた。今はブログやニュースレターのような長文系の媒体で情報発信をするだけにSNSの使用をとどめてるけど、以前と比べると比較的メンタルの安定度合いが格段に良い感じである。


以前、短文SNSを使ってる時は常に承認欲求に振り回されて一日中モヤモヤしてる感じであり、何もせずにぼんやりするということが全然できない感じだった。一日中、いいねをたくさんもらうためにどんな風なツイートをしたら良いか思考の一部をジャックされてる感じで、一日中マルチタスクをしてるような感じで思考リソースが足りてなかった。


ちょっとYoutubeやその他のメディアでイーロンマスク以降のTwitterの状況の噂などは聞くけども、まともな判断力を持ってそうな言論系の人たちはさっさと脱Twitterをしてると聞いている。そりゃまぁ、何を言っても逆張りをする、論破したいだけの人が群がってくる環境で建設的なコミュニケーションはできるはずもなく、そういうコミュニティよりはブログなりポッドキャストなりで自分用の小さなコミュニティを構築するほうがマシである。


Twitterが今のような強い力を持ち始めたきっかけというのは東日本大震災の時に、草の根のネットワークで高速に災害時の有益な情報伝達ができたりしたという事実もあるけども、上にあげたTogetterの記事などを読むと、イーロンマスクの施策のせいでそういう有益な情報伝達の仕組みというのは徹底的に破壊されている。


僕は今後、世の中のネットコミュニティがどんな風になっていくのかというのは興味深く眺めているけど、数多くの人々を集めてその中でインフルエンサーのような大きな声を持つ人が権力を持つ時代というのが終わり、それぞれの人たちが自分の仲の良い人たちと小さなコミュニティを構築して、それが多数のクラスタを作りながら繋がっていくような、小さなクラスタが並列に並ぶような時代がすでに構築されつつあると予想してる。


災害時の情報伝達の仕組みなどはどうしたら良いのかーというのも興味があるけど、これは今回の石川県の地震ではNHKのニュース速報アプリで十分に情報収集することができた。ちゃんとスマホにプッシュ通知も届くし、動画も確認できる。こういう災害対策系のアプリについてはやっぱ行政がしっかりと金を使って環境構築すべきだと思う。


特に結論らしい結論はないのだが、既存のSNSが作り出した情報環境ではデマや誤情報に脆弱すぎて情報災害が起きてると思う。こういうやつはシステムをアップデートせねばならんだろうなーというのは僕のような素人でも思いつく。今後の世の中でAIで作られたディープフェイクみたいなヤバいものまで現れてるのに、ここんところは国でしっかりと考えてくれないかなと思う。

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