健康寿命を伸ばすためにそれなりに努力してるのである。
風邪はようやく治ってきたかなという感じ。まだ痰が絡んで咳が出る感じではあるが、一時に比べると随分とマシになっている。
ネットを見ていても最近は風邪にやられている人が多い。季節の変わり目なのだろう。夏の暑さでいい加減、体の免疫力や抵抗力が落ちてるということもあるのかもしれん。こういう時は、うがい手洗いマスクをちゃんとするなどの基本的な衛生習慣がものをいう。
僕もそろそろ筋トレ習慣を再開させようかなと思う。とはいえ、休んでるのは先週の水曜日からであり1週間程度ではあるが、40代のおっさんともなると基礎体力がないせいで、普段の生活がズタボロになってる同年代というのをよく見かけるので、そういうのを反面教師としてなるべく安定した生活習慣を守るようにしてるのである。
老化は44歳と60歳で急速に進むという最新の研究結果も出ている。
恐ろしい話だなと思うが、僕は42歳なのであるが、実際に自分が44歳に近づいてくるとこの言われてる現象について分かるような気がするのである。
今回、風邪を引いてみて体感したのだが、昔に比べると明らかに風邪を引いても治りが遅いし、体の内臓がやられてる感じの負荷というのが半端じゃないのである。昔ならちょっとした風邪ぐらいであれば、テキトーに長寝をして栄養のあるものを食べていたら回復していたが、今回は薬を飲みながら1週間以上も体調が悪い状態が治らない。
仕事をしていても分かるのだが、基本的な体力というのは確実に衰えており、仕事終わりあたりの夕方ごろにはよく分からない不定愁訴に襲われてしまう。メンタルの浮き沈みも間違いなく体力の方に左右されており、昔に比べると落ち込みには強くなったけども、粘り強さのような要素が欠如しており、頑張ることが出来なくなった。
最近、僕が筋トレをやたらに頑張ったりしてるのもこのような基礎体力の衰えが恐ろしいからである。普通に座りっぱなしのデスクワークをしてるだけでも疲れを感じてしまうし、夜にブログを書いたり趣味のことをやったりするだけの体力が残っていない。若い頃の自分であれば、仕事をやった後も毎日深夜まで趣味のことで遊び散らかしていたように思うのであるが、今はそういう生活をするとテキメンに次の日に響く。
「歳をとることって悲しいことなの」で終わる話かもしれないが、実際にこういう現象が我が身で起きてしまうと他人事のような話し方はできなくなる。僕の人生の目標は「晴耕雨読で働きつつ、趣味を楽しむこと」であるので、仕事をやりつつも毎日小説やイラストを描いたりするようなことができなくなると、生きてないのも一緒なのである。
特に僕は持病で統合失調症を患っているが、この病気の当事者は健常者に比べると圧倒的に平均寿命が短いことで知られている。統合失調症の平均寿命は一般人口に対して約10~25年程度短いと言われている。また、死亡率（一定期間に亡くなった割合）は、一般人口に対して1.5~2倍高いとされている。
まぁ、分からなくはない。同病者の生活習慣なんかを観察してると、ヘビースモーカーであったり糖尿病であるような人というのはたくさん見かけたりする。
どうもこの病気を患ってしまうと、脳内のドーパミンのバランスが崩れてしまうらしくて、向精神薬はそれを抑える。そのドーパミンのバランスを取るために統合失調症患者は喫煙することが多いというのは本で読んだことがある。また、薬は副作用で食欲が増す場合が多いので、それで生活習慣をきちんとコントロールできない場合、糖尿病などの生活習慣病になることもあるだろう。
僕は、別に長生きはしたいとは思わんのだが、病気で苦しいのは勘弁である。ピンピンコロリが一番いいのであるが、一番最悪のパターンとしては、何かしらの内臓的な病を患って、長期間寝たきりのままで老人ホームなんかに押し込まれて、苦しみ抜いて周りにも迷惑をかけて衰弱死というパターンというのは想像するだけで怖気が立つ。
長生きはする必要はないのだけど、健康寿命というのはなるべく長く保ちたいと思う。体が動く限りはいろんな体験をして充実した生活を送りたいと考えているので、タバコは禁煙したし生活習慣も気をつけている。何か調子に不具合がある時はすぐにかかりつけの病院に行って相談するようにしている。
それで、普段の生活で体力がないなと感じたので、定期的にジムに通いフィットネスもやるのである。結局のところ、こうやってちゃんと定期的に運動をした方が日常生活の時間の質も上がるし、きちんと生きてる感じがして気分が良いのである。趣味もきちんと楽しもうと思うのなら、結局、ちゃんと運動習慣も持ってた方がいいし、「怠惰を求めて勤勉に行き着く」的ではあるが、こういう規則正しい生活になってしまった。
