超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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幸せというのはあくまで主体的なものだと思う。

幸せというのはあくまで主体的なものだと思う。


昨日のエントリーはスターやブクマをありがとうございました。こういうアニバーサリー的なことは、ちゃんとやっておいた方がブログを頑張ろうという気持ちが続くよね。


最近は調子もなかなか良い感じの日々が続いていた。5月から6月頭ぐらいまでは程々に気分も良い感じであったし、これは筋トレの効果かなーと思っていた。筋トレもちゃんとやるとメンタルにも効果がありそうだよね。仕事帰りにジムに寄って、トレッドミルでウォーキングをやったりとか、マシンで筋トレをやると、きちんと生きてる感じがして体の体調がいい。


このブログの冒頭では、その日のあった出来事とかその日の体調を書いているが、これは自分が読み返すとき専用の文章である。このブログは日記と第三者が読むためのエッセイを兼業で書いている。自分の振り返り用の文章とブログとして読者様に読んでもらう文章を併記で書いてるのである。


ここ最近は調子が良いからでもあるけど、僕も昔と比べると気分に振り回されてネガティブなことばかりを書くことは減ってきたように思う。これは僕が統合失調症を患っており、メンヘラのせいなのか分からないけど、時々被害妄想的な気分を拗らせて周りの人が全員敵に見えてる気分の時がある。そういう時は仕事もプライベートもぐちゃぐちゃであり、ブログでも病んだ記事を書き綴ってしまう。


だからまぁ、色々とセルフケアの方法を研究してたりとか、マインドフルネス瞑想や睡眠リズムの安定を心掛けて生活リズムを安定させる、などなど。そんな感じで、メンタルケアの方法については色々と自分の体で実験している。それらの方法は、ブログでも実際にやってみての感想を書いているので、同じようなメンタルヘルスの問題で悩んでる人は参考にしてほしい。


メンタルケアのことについて書くのも、このブログの最近の流行りだよね。実際、ちゃんと意識的にメンタルケアを工夫して生活をしたのなら、生活のクオリティが段違いなのである。やたら仕事術とか成功哲学ばかりを追い求めている時期もあったけど、どれだけ仕事の生産性を高めようが成功者になろうが、ストレスで体を壊してしまっては元も子もない。人生を通じてその「幸せの質」を高めていくことに最近は興味がある。


人生の幸せの質を高めるためにはどうしたらいいのか? と考えた場合、条件は三つあると思う。「健康な心身」「適度に承認を与えてくれる人間関係」「生活に困らない程度の収入」。こういうのに関しては喜劇王チャップリンはこのような言葉を残している。

人生に必要なのは、勇気と、想像力と、そして、少しのお金。

チャップリン(頭木弘樹訳 映画『ライムライト』より)

チャップリンの「絶望名言」後編|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる


僕が言ってる条件でもチャップリンの名言でもそうなのだが、過大な成功を求めたりとか大金を手に入れることばかりを追求するのは、逆に自分を追い詰めて不幸になる元である。「成功者の人生以外は意味がない」というように固定観念ができてしまうと、思考の柔軟性を失う。実際のところ、成功者以外の平凡な人生でも幸せに暮らせてる人の方が大多数であるし、「幸せ」というのは追い求めるものではなく身近な身の回りから見つけ出すものだ。


人に先んじて成功をしようとか、周りよりも目立つことで承認を得たいという気持ちは、モチベーションを高めるガソリンとしては有効ではある。しかし、それが過剰になると自分の頭に描いてる理想通りの現実ではなくて落ち込んだり不愉快になったりという現象が発生する。


人間は、周りの環境の状態や過去の記憶から、未来を予想して目標を立てることができる。この能力により「こうあらねばならない」という未来予想をすることで、行動に方向性を与えて成果を高めることができる。


だが、夢というのは叶わないというのが基本である。オリンピックで金メダルになりたいという目標を持っていても、それを叶えることができるのは努力をした上で運も良ければ実現できる目標である。世の中のほとんどの人たちは夢破れてそれでも生きていかないといけないのである。


清少納言は、夢破れた後に最もその文学的才能を発揮して枕草子を書き上げた。人生の中で成功や名声というのは副次的なものであり、本人の中に信念があるのであれば偉業を成し遂げられることの象徴のようなものであろう。それぞれの人たちの「幸せ」というのはあくまでも主観的なものであり、誰に認められなくとも自分の中に基準があるものだ。本当の幸せというのは自分が気がついてないだけで、すぐそばにあるものかもしれない。

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