超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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デジタルツールの流行を追っかけると自然とメタノートになるかも。

デジタルツールの流行を追っかけると自然とメタノートになるかも。


やべやべ、昨日はカフェ巡りのドライブをしてきて機嫌を直したところだけど、仕事でちょっと無理をしていたらなんか被害妄想を拗らせてきた。なんか、僕は疲れてくると性格が卑屈になってきて被害妄想が出てくるのよ。こういう状態の時はさっさと気力を使うことはやらないで、パッとブログで気晴らしするようなことを書いて寝てしまうのがいいな。


最近、僕はアウトライナーエディターのdynalistを再び使い始めようかなと思っている。dynalistについては以前も利用しており、色々とブログネタを蓄積するとか人生の目標をリストアップして考えることなどに使っていたのだが、Scrapboxライフログをつけることをやるようになって使わなくなってきた。


僕はこういう普段使いのメモツールというのが変遷してしまうということがよくあり、ちょっと他のツールの使い勝手を試すつもりが、そっちがメインになってしまい今まで使ってたメモツールを忘れてしまうというのがよくある。EvernoteGoogle Keep、dyanlistなどでライフログをつけようとしてきたけど、最終的にはScrapboxに落ち着いた。


この手のメモツールだと、最近はObsidianの勢いが結構強くて、そちらもどんな風なのかというのをちょっと使い勝手を試してみたい気持ちもいくらかある。普段使いのメモツールとしてはScrapboxに自作のアプリを使うことで満足はしてるのだけど、今よりも使いやすいツールがあるのであれば試さないのも機会損失だろう。


そっちの方はまぁいいか。普段使いのメモツールについては色々とどうするか悩ましいところがあるよね。でもこれは嬉しい悩みの方かな? 新しいツールを使ってみるといろんなことが新鮮でおもしろいであるし、便利機能を色々と試してみるのは楽しい。こういう新しい道具を試してみる喜びというのは昔から変わらない。


だがまぁ、新しいメモツールを使うときは問題も色々とある。今まで書き溜めてきたデータを新しい環境ではどうしていくのかという運用面の悩みである。僕はかなりの強度のメモ魔であり、思いついたことはすぐにメモを書き留めなければ気が済まず、膨大な量のメモを抱えている。


この今まで蓄積してきたデータをどうするのかというのはサンクコストになってしまい、Evernoteに関してはそれが理由で今も有料課金をやめられない。すでにEvernoteに蓄積しているメモは3万件とかそれぐらいの量になってしまっており、notionのような類似のサービスにデータ移行しようと思ってもエクスポート・インポートがうまくできなくて困ってるのである。


Evernote → notionのような移行ツールが用意されてるものならばまだ良いのだけど、dynalistからScrapboxとかそもそもメモの形式自体が違ってしまってるメモツールの場合はどうしたら良いのか頭がいたい問題である。


こういうのはメモツールだけにかかわらず、こちらのブログについても毎日更新を続けているうちに膨大な量の記事が蓄積してしまい、しかもそのメモについてろくな整理を行ってないので自分でもどんな記事を書いているのか忘れてしまってるという問題がある。僕は冬に向けてせっせとドングリを巣に集めてるリスのようなものであり、自分で集めたドングリの場所を忘れてしまうという愚をよく犯すのである。


きちんと今まで書いてきたメモとかブログの記事については、定期的に読み返して必要そうな情報についてはまた新たに現在使ってるメモツールにアイディアを書きつけたりして、情報やアイディアをしっかりと再利用可能な状態に保っておく必要があるんだと思う。こういう書き溜めたメモに対する情報管理で使えるフレームワークとしては、「思考の整理学」の「メタノート」が使えるんじゃないかと思う。



「メタノート」というのは昔ながらの知的生産の技術であり、思いついたアイディアを時間による忘却でフィルタリングを掛けていき、本当に有益なアイディアだけを蒸留させていくという方法だ。


「メタノート」をするためには、まずは日々の思いつきを書き溜めておくノートを用意して、そちらにアイディアをどんどん書いていく。そして、その第一アイディアノートについては1年ぐらい放置して寝かせておく。そして、1年後にその第一アイディアノートを読み返してみて、今読んでもまだ使えそうなアイディアについては新しいノートにそれを書き写す。その第二アイディアノートに関しても時間をおいて読み返して、自分にとって本当に必要な普遍的なアイディアだけを残していくのが「メタノート」である。


僕がデジタルツールを変遷させていくのも、こういうメタノート的なアイディアの蒸留に使えるのではないかなーと思うのである。今まで使ってきたメモツールをひととおり読み返してみて、その中から使えそうなアイディアを新たなメモツールで再編集していくようにしたら、最新のメモツールには本質的なアイディアだけが残ってるのではないかと思う。


ま、実際のところは、そういうメタノートを作るための手間というのを惜しまずにちゃんと手を動かして作業をすることができるのか? というのが一番の課題なのだけどね。僕は普段書いてるブログに関しても振り返りをすることが苦手なのである。ブログも書きっぱなしというのはやっぱりよくない。たまにはメタノート的に振り返って使えるアイディアを再編集というのはやっといた方がいいね。

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