マインドフルネス瞑想や認知行動療法について個人研究してる。
最近、マインドフルネスにものを考えて行動できるようになってきた。自分がやってる行動とか、自分が思っている感情とかを客観視しながらそれに振り回されずに行動できるようになってるのである。
最近の習慣でメインに据えていることは、朝と夜の20分ずつのマインドフルネス瞑想である。僕の習慣というのはいつも決まっているようで、その時メインになっている習慣があるのだが、今はマインドフルネス瞑想を色々と研究したりして、実際に自分の生活で取り入れて使うようにしている。
ここしばらくはメンタル的に辛いこともあったので、心が沈んだりとか雑念で脳裏が荒れ狂ってるときもあったのだけど、割合、早くメンタルの調子を復調できそうである。記憶で発生した雑念で感情が動かされそうになったときに、その雑念を考えている時にその思考に対して「~と考えている」としてラベリングをすることで感情への影響をキャンセルすることができるようになった。
ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)についても個人研究を続けていて、セルフヘルプ本の「ACTをはじめる」を読了した。
この「ACTをはじめる」というセルフヘルプ本については、ACTの「アクセプタンス」「脱フュージョン」「ウィリングネス」などの用語とかの意味は分かったんだけど、セルフヘルプ本なのにたとえ話が想像しにくくて使いにくいという微妙な本だった。多分、日本語の翻訳があんまり上手くない。
ACTについては、単に不安とかの問題解決だけに囚われず、人生全体の方向性も見つけて障害にぶつかったり挫折をしても、人生の方向性だけは間違わずに目標に向けて歩み続ける事が大事とかそういう重要っぽいことも色々とあるようである。自分が信じ込んでる概念としての自己に振り回されずに、「今、その瞬間」を感じている自己を主体として自覚していく必要性とか、そんな事が分かった。
僕の最近の独学しているジャンルは、認知行動療法やマインドフルネス瞑想について、色々と図書館を利用したりして書籍を読み漁っている。最近はマインドフルネス瞑想を初めて医療に持ち込んだ、J・カバットジンの「マインドフルネスストレス軽減法」についても読了した。
マインドフルネス瞑想に関しては、胡散臭いスピリチュアル系が混じっちゃってる情報も多いので取り入れる情報は慎重に選ばないといけない。僕はマサチューセッツ大学でペインクリニックに使われていたマインドフルネスストレス軽減法(Mindfulness-Based Stress Reduction, MBSR)を援用したマインドフルネス認知療法(Mindfulness-Based Cognitive Therapy. MBCT)やメタ認知療法(Meta Cognitive Therapy, MCT)あたりの新世代の認知行動療法あたりの書籍や論文を漁ってます。
認知行動療法のセルフヘルプ本に関しては、読書猿さんのブログのこの記事が非常に綿密なブックリストになっていてよかった。僕はここで紹介されている本を図書館で借りて読んでいっている。
ACTに関してももうちょっと読んでみて良いけど、僕は脱フュージョンなどの技法よりはマインドフルネス瞑想に関して効果を感じているので、マインドフルネス認知療法に関して興味を持っている。マインドフルネス認知療法はネットでは次のPDFが見つかった。
http://hikumano.umin.ac.jp/hosei/CBT7.pdf
こちらに関しても参考文献が載っているので、その中から必要そうなものをピックアップして図書館で検索してみて読んでいこう。大体の書籍に関しては沖縄県内の大学図書館にあったりするので、相互貸借を使って予約して取り寄せて読んでます。
マインドフルネス瞑想や認知行動療法についてはもうちょっと踏み込んで調べてみたいですね。借りてきて読んだ本の内容に関してはScrapboxにメモをまとめて整理したりしてるんだけど、仕事の中でどのようにマインドフルネス瞑想を使うかなども載ってたりして参考になる。
マインドフルネス瞑想に関しては、衝動を抑えて行動できるようになってるので、この効果をうまく利用して他の生活改善にもつなげていきたい。サボり癖の改善ができて時間が出来たのは素晴らしいことなので、空いた時間をつかって20~30分程度ジムに行ってHIITをやってきたりとか、全体的な生活改善に取り組みたい。