超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ストア哲学に興味が湧いたので学んでみよう。

ストア哲学に興味が湧いたので学んでみよう。


気力は多少は回復してきたが、いまだに日常生活を送っていて心地よいと感じるほどには復調してない。とりあえず、今週は月曜日休みであと3日なので、休日にサウナなどに行って軽く整えてこようと思う。今回の旅行で全国各地の色んな温泉に興味が湧いた。ちょっと、岡山とか瀬戸内海近辺にまた出かけてみるのも面白いかもなと多少思った。Google Mapなどで僕が以前住んでた場所を確認してみると、割と栄えているっぽくて面白い。まぁ岡山に住んでたのは10年以上も前なので、それだけの時間があれば発展もするか。うちの子の玲と真輝の地元でもある津山あたりを散策して、岡山がどんな感じになってるのか調べに行くのも楽しそうだ。


ちょっとさ、最近、ストア哲学への興味が湧いてきてるのよ。元々、生きるための考え方としてストア哲学を知っていればよりよく生きられるのかな?と思っていて、そのため、マルクス・アウレリウスとかエピクテトスの解説本などを色々と読み漁っていたりしてた。最近、マルクス・アウレリウスの「自省録」などを購入してちびちびと読んでいる。



僕は難しい本が読めるほどそこまで頭の良い人間ではないけども、自省録はわりかし平易な文章で書かれていて、哲学書というよりはマルクス・アウレリウスの日記みたいな感じであるので、読むのはそこまで難しくない。どうも、古代ローマ時代の文化などを知ってないとそこまで深くは理解できる感じではないけども、解説文などをちまちまと確認しつつ「ほほー」などと感心しながら読み進めている感じである。


どうも以前、僕は実存がないという風なことを書いた。


www.ituki-yu2.net


なんか、僕の人生というのは前世で何かやらかしてしまったのか分からないのだが、克服し難い困難が度々訪れて心を折られてしまう事態がたまに発生する。僕はそこまで卑屈なタイプの人間ではないけども、何かしら不幸なことが起きたりとか失敗をすると、随分と自尊心が削られてしまう。最近も仕事の人間関係で散々馬鹿にされたような目にあってしまい、自己肯定感が下がってしまって、何か行動を起こすことが怖くなってしまっている。


僕はブログでも散々書いてるようにさまざまなストレスケアの方法を試してみたりしてるけども、短期的には疲労を回復させたりとかストレスを発散させたりすることはできる。しかし、ストレスを受けてメンタルにダメージを受けると自己肯定感の方も下がっていくのである。こうやって下がった自尊心についてもケアをしてやらないと、考え方が卑屈になって生き方が歪んでしまう。


物事に対する考え方に確固とした信念があるのであれば自己肯定感も下がりにくいのかな?と僕は想像してるのですね。こういう物事に対する認知を確立する方法としては認知行動療法などを使ったアプローチもあるかと思われるけど、どうも生き方全般に対する考え方としては僕は哲学を用いるのが好きだ。


ギリシャ哲学とか古い学問を、IT技術が発達して情報が世界を駆け巡ってる現代人が勉強する必要があるのか?という声もあるかもしれないけど、むしろ哲学や宗教などから得られる人間らしい生き方についてのモデルケースは、今の時代だからこそしっかりと学ばねばならぬ学問であると思う。エピクロスストア派の哲学というのは、人生というものに対する信念を追求した学問であった。人生に対する諦観をしっかりと持っているのならば、どれだけ時代が変わろうとも、どんな問題が立ち塞がろうとも、しっかりとやるべきことをはっきりとさせてよりよく生きることができる。


まぁ、僕がストア派の哲学を好むのは、この流派の追求した人生に対する諦観というのは、実存主義アドラー心理学のような系譜で脈々と受け継がれて現代でも受け継がれている思想であるからだ。自分の内面をしっかりと観察することで自分の在り方を確立し、正しいと信じる信念に行動を委ねるという風な生き方は現代的ですらある。情報過多で自由すぎる現代においては有効な処方箋になり得るだろう。


ストア哲学はまた仏教とも近しい思想であるかと思う。両者とも苦しみや内面の葛藤にフォーカスを当てて、そこからの脱出を主眼に置いた思想であった。ストア哲学には瞑想のような手法はないけども、徹底した自己観察を提唱者たちはやっているし、内面に哲学を持つことで人生の苦しみからの解放を目指していた。


僕のここ最近の問題というのは、すべて自分の行動に対する信念というのがなくて迷ってしまったがために発生している苦しみでないかと思うのである。そこから解放されるためにもストア哲学を学んでみようと思う。

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