僕は結構、哲学とか好きですねー。
昨日は体調不良であるが、今日はなんとか回復。どうも寒暖差で体調が安定しない。心配なのでひとまずドラッグストアでツムラの葛根湯を買ってきたよ。1日二包の10日分であるけど、どうも最近は体調がおかしくなってる可能性があるのでひとまず毎日飲んでおくとする。
や、ひょっとすると風邪気味なのかもしれないね。別に咳をしたりみたいな症状はないけども内科的な体調不良があるのかもしれない。しばらくは十分な睡眠を心がけて、これ以上体調が悪化しないように気をつける。
ほんと、季節の変わり目は気を遣う。春先と初冬ぐらいの時期はメンタルの調子がおかしくなりがちだ。芽吹の季節はメンタル持ちがなんちゃらみたいな俗説があるけど、ありゃわりかしマジである。職場や学校で対人的なストレスも増える時期であるし、寒暖差や季節の変わり目でフィジカル的にもストレスが溜まる時期である。
だからまぁ、僕もしばしば調子を崩すのだけど、このブログの読者諸氏もメンタル持ちが多いであろう。この季節は生活リズムをしっかりと維持して、調子を崩さないようにご自愛されたし。基本的に、3食しっかり食べて、睡眠時間をとって、ちょっとだけ運動するような習慣を持ってればバイオリズムの波も小さくなるからね。そういう生活習慣の確保というのは生活すべての基盤であるよ。健康害すると何にもできなくなるからね。僕もほんと気をつける。
話題は変わるが、僕は毎日車で通勤してる時とか、家事で皿洗いをしてる時なんかにポッドキャストやオーディオブックを聴いている。毎日ゴリゴリとブログを書きまくるのでアウトプットは十分なのであるが、その基盤となる読書量が足りてないと思うので、耳からの情報収集をよく行う。
今日でダン・アリエリーの「予想通りに不合理」を読了した。なかなかに刺激的で興味深い内容であった。僕の個人的な趣味なのだけど、僕の理解では人間というのは「僕らが思ってるよりも人間は環境と習慣の生き物」なのである。経済学では人間というのは合理的に意思決定をしてそれで経済が動くという理解なのだけど、行動経済学では人間はバイアスにより不合理に判断するということから従来の経済学では正確な経済の動きを予想するのは難しいという本であった。
行動経済学が流行っていたのはちょっと前だけど、人間にはこういうバイアスがあるのだなと理解するために「予想通りに不合理」がおもしろいと聴いたので読んでみた。やー、おもろいっすね。他にも行動経済学の入門書を読んでみたのだけど、その本は学者向けに書かれてるような本で小難しくて理解できなかった。このダン・アリエリー氏の「予想通りに不合理」は語り口も優しいし具体的な実験の様子なども紹介してくれてるので、この本から行動経済学は入ってみるのが一番おもしろいと思う。
ひとまず一冊本を読み終わったし別の本を選んで読んでみることとする。最近、コテンラジオの民主主義の回がめちゃくちゃおもしろいのである。リヴァイアサンとかジョン・ロックとかルソーの社会契約説など、倫理の教科書とかでざっと流れは知ってるけど、深井龍之介さんやヤンヤンが解説するとエキサイティングで超おもしろいのである。なんでまぁ、ちょっと西洋哲学史のおさらいがしたくて飲茶氏の「史上最強の哲学入門」を再読することにした。
ひとまず哲学を入門してみたい! という願望を持ってる人には「史上最強の哲学入門」はオススメである。西洋哲学史の入門書で一番理解しやすいのはこの本だと思う。ソフィストの相対主義、ソクラテス、デカルト、ヘーゲル、サルトル、レヴィ・ストロース、ポストモダンみたいな流れで、西洋哲学の主要な流れはひととおり追える。
僕は哲学に関してはかじった程度であるけど、この辺りを教養として持っておくと物事を考える時に色々と理論を援用できるので、思考に深まりが生まれる。どうもコテンラジオとかあの辺りのコンテンツについては、聴取者の方に求められる基礎知識としてこの辺りの知識を求められるので、世界史とか哲学の入門書を読むのが好きになるよね。
最近だとChatGPTとこの手の哲学的な話題を壁打ちしてみると、あの子は哲学についても知識あるからちゃんと議論できるから楽しい。最近だとマックス・ウェーバーのプロテスタンティズムの理論はグローバル市場では陳腐化してねぇかとか構造主義的にどうなのよとか、ルソーの一般意思は日本の「空気を読む」とか全体主義とは何が違うので熱くAIと議論をしてるのである。超楽しい。
基本的に僕は哲学とか倫理とかなんか好き。一番好きな哲学書はスピノザの「エチカ」。職業はプログラマであるが思いっきり文系なので、この辺りが好みなのである。