超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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2024年以降のインターネットでは個人コミュニティの価値が上がる。

2024年以降のインターネットでは個人コミュニティの価値が上がる。


今日はひとまず内科で高血圧の薬をもらってきて、その後、カフェでニュースレターを書くことなどしている。


ニュースレターではとにかく自分の興味のある話題を書き散らすことをやっている。きちんと月2~3度ばかし送っていれば読者も増えていくのではないかとの企み。や、読者を増やしてどうするつもりなのかは今のところ考えていないが、僕は短文SNSについては信用できないものと思っている。このような感じでブログやニュースレターのようなある程度の分量で文章をやり取りするサービスに移行するつもりである。


この辺り、自分でもよくわからん感覚なのだが、Twitterのような短文SNSについては、たまに流れてる情報を確認しても情報の確度や質が低くて「ねえな」という感じなのである。ああいう、人の欲望を煽ることでドライブしていくSNSについては、アテンションエコノミーしか産まなかったであるし、冷静に世の中を見つめてちゃんと物事を考えながら生きるつもりの人は離れるべき場所である。


Twitterなどで繋がってる人の情報については確認してる。レスポンスは返してないけど、最近の近況などを知ったりして色々と考えさせられる。やはり、ネットを使ってるのは生身の人間であるし、その中では「袖ふれあうも多少の縁」というか、関わり合った人たちとの縁は大事にするべきであるなと思うところである。


んー、僕自身の生き方としては、大学生の時に2chでネオ麦茶事件を知ってインターネットの楽しさを知った頃から、ずっとネットで面白そうな情報を探して彷徨い続け、その中で出会ったいろんな人とコミュニケーションをとるような生活をしてきた。自分では自分のことをネットクラゲなどと呼んでいるけど、情報の流れが早いところで遊びながら自分の実益となる情報を得ることもやってきたのである。


しかし、ここ近年のアテンションエコノミーであるとかポピュリズムについては、厄介なもんだと思われる。最近だと、東京都知事選なんかで、NHK党の残党みたいな人たちが選挙ハックの遊びで変なことをやってるでしょ。


note.com


こんな感じで、今の選挙法とか法律の網の目を掻い潜って、とりあえず注目さえ集めれば利益が出るから選挙ハックする人たちというのが出てきてる。供託金を複数人でシェアして、ひとまず選挙に出て選挙ポスターの枠を売買して、そこで自分のビジネスの宣伝であるとか、SNSのアカウントの宣伝をやる目的で都知事選に出る人がたくさんいる。それで五十人以上も都知事候補者が出ることになってるらしい。


表現の自由とか、このような選挙法の部分で、今までこういうことをやる人がいなかったものが、最近になっておかしくなってる。元々、それらの法律とかにしてもそこまで強く市民の自由を縛らないようにある程度、自由な裁量権を持たせて法運用してたんだと思う。それらのモラルを無視するような人が最近出てきてるという感じだろうなーと思う。


社会の暗黙のモラルとはなんぞやというのは、最近はちゃんと考えて明文化しないとならんかなという気もする。アメリカあたりだと、ちゃんと法律でガッチガチに縛っておかないと、マクドナルドのコーヒーが熱かったから火傷したから数億ドルはらえみたいな訴訟が行われる。日本はどうもその辺りは、「常識的に考えてわかるでしょ」みたいな暗黙の了解が多くて、人々の空気による相互監視の網の目のおかげで、治安の良い国などと言われたりする。


当たり前のモラルというのが通用しない時代になってるのだなーと思う。自分の利益さえ出るのであれば、人を傷つけてもいいと考えて、わざと訴えられない程度の誹謗中傷をやったりとか炎上しそうな発言をする。そうすると多くの人の反発を招くけど、少数だけどそれを賞賛するような人もいる。そういう大きな声で発言を繰り返していると、周りで騒ぎが起きて影響力のあるインフルエンサーとの噂ができて、言ってる話の真意はどうであれ本当にネットで影響力を持つことができる。


そういう人たちには関わらなければいいだけだからどうでもいいんだけど、そのせいでネット空間の情報というのが信ぴょう性の薄いデマばかりになってるというのが迷惑なんだよね。みんなそういうインフルエンサーの強い言葉で右往左往してばかりで、SNSを流れる情報がワイドショーのような品のないゴシップか広告ばかりになった。


ブログブームの時期にしてもそうだったけど、「〇〇すれば儲かる」という噂が流れると、楽して儲けたい人たちがイナゴのように集まってくる。そうして、その情報の本当の価値とかそういうのはどうでもいいから、自分が儲かるために強い言葉で内容の薄いゴミ記事を大量生産する。その結果、本当に知りたい情報は検索するのが難しくなり、人々はブログで書かれてる情報を信用しなくなりブログオワコンになったのである。


そういう自分の利益が得られるなら何をやってもいいという人たちが増えていけば、得られるパイはどんどん少なくなり、そして人々は周りの人を信用しなくなって出ていきコミュニティ自体が衰退していく。普通はそういう自分勝手な人がいるのなら自浄作用が働くもんだけど、それをうまくコントロールできる管理人がいなければ、最終的にはコミュニティはその自分勝手な人たちしかいない無政府状態になる。


だから何だーという主張はないんだけど、僕は面白い情報を求めて彷徨うネットクラゲなので、そういう荒れたコミュニティではろくな情報が得られないというのは分かるんだよね。つまらない人たちが自分の権利ばかり主張してつまらないことをやってるコミュニティにはそもそも近寄らない方がいい。


2024年代のインターネットでは、面白い情報を集めようと思うなら自分でブログやニュースレターを使って自分用のコミュニティを作るのがいいんじゃないかと思うんである。そういう小さなコミュニティがそれぞれに結びついてクラスター状になっていくのが、これからのインターネットの形じゃないかなと思う。

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