最近、文章書くのがスランプなんだよね。
今日は朝から耳鼻科と歯医者に行き、午後は気晴らしでカフェでニュースレターを書いてた。
ニュースレターはこのスタイルで良いのかなという気もしなくもない。一般的な小論文の書き方と同じで、最初に書くべき内容を下書きした後で清書するような書き方の文章にしてみたんだけど、やっぱり文章の勢いは消えるね。でも、内容に関しては最近の時事ニュースをネタにこだわりまくった内容を書きまくってるので、自分にもこんな感じの文を書けるのだなと感心してる。
ニュースレターは今後の活動はどうしようかなーと考えるところだ。僕はすぐに惰性で書く内容がワンパターンになる癖があるので、何も考えずに書いてるとまた前のスランプと同じパターンに陥るだろう。
ひとまず、情報社会と世の中に関する話題と個人的な考察をニュースレターで書いてるので、その辺りの話題に興味がある方は登録お願いします。大体月に2~3通ほど不定期で週末に送らせてもらいます。
僕は休日などにたまに自分のブログを読み返してる時があるのだけど、「やっぱマンネリだよなー」と思うんである。ニュースレターを書き始めたのも、自分の書く文章のパターンを変えてみたいと思ってのことなのだけど、気をつけないとおんなじようなことを繰り返し書いてしまう。
これは、個人が書くブログの限界なのか？ と考えてしまうけど、僕はほぼ日の糸井重里さんの「今日のダーリン」であるとか、「嫌われる勇気」を書いた古賀史健さんがnoteで平日書いてる日記ブログも読んだりするので、これはそうじゃないことであるとわかるんである。
彼らは毎日書いていても毎日新鮮で面白い文章を書いてるのである。自分が書いた文章を振り返ってみたときに、この彼我の差というのがどこにあるんだろうなーとモヤモヤしちゃうんである。なんかジェラシーでもやんもやんしちゃうんだよね。
まー、そもそものインプットとアウトプットの量みたいなもんが違うんだろうなと思う。彼らは文章のプロである。文章で食ってるのだから、それだけの芸を求められるわけだし、彼らは今まで書いてきた文章の数とか経験値というのも飛び抜けてすごい場数をこなしてきたのだろう。
彼らの文章を読んでると、自分の文章は掘り下げが浅いなーと思うんである。世の中に対する観察眼とか、そこに織り込んでいく自分の視点のようなものが、彼らは独特でオリジナリティを出している。どうも、僕の文章は物事に対する視点であるとか、考え方が固定観念に囚われてるような気がして、いまいち人を感心させて興味を持たせられるような切り口にならない。
僕が文章を書くうえでバイブルにしてるのは、ナタリー・ゴールドバーグの「魂の文章術」である。
彼女の書き方の方法を聞いていると、本心を気取らずに書くことであるとか、毎日書くことを通じて成長していくことを語っており、「僕もそうあればいいのにな」と願いながら毎日書いてるのである。
そうだな、自分の文章というのは「いい子ぶりっ子」をする癖があるというか、中途半端に他人の視線を気にしてる節がある。自分自身の考えを掘り下げているというよりは、「こういうことを書けば感心されるだろうな」という自己顕示欲で書いていると感じる時が時々ある。
書いていることが自分の考えというよりは、他人の考えを借りてきてそれを適当につぎはぎしてパッチワークのように書いているだけのような気がする。頭を使わずに書いているというか、意識の表層上の浅い部分で言葉をこねくり回してるだけであり、本質の表面を撫でてるだけになっている。
なんかさー、それなりに文章をたくさん書く練習だけはしてきたもんだから、ある程度、小器用に文章を書くことができるんだけど、それはただ言葉を書いてるだけというか、自分の気持ちがこもっていない。
自分の本心をちゃんと文章に託して書くというのは、基本ではあるけど一番難しいことだ。子供の頃であれば余計な見栄とか打算もないもんだから、テクニックはないけど書いていることは全部本心からの言葉を書くことができる。大人になり、いろんなことを学んでしまうと、人によく見られようという欲が湧いてしまい、文章に余計な贅肉がついてしまう。
これはこういう問題があるというのは分かってるのだけど、それを打ち破るのは難しいのである。書けば書くほど、自分の本心を嘘で覆い隠してしまうということも考えられるだろう。自己欺瞞に陥ってしまうと、一生書き続けてもおんなじところをぐるぐる回るだけになりかねない。
最近、こういうスランプに陥ってるもんだから、打開策としてニュースレターをやってみたりとか、他のブログに寄稿文を書いたりもしてるんだけど、やっぱり自分の書いてる文章というのはマンネリな気がして困ったもんである。ちょっと休んでみるのもいいかもしれないけど、僕は基本的に書くことって休めないんだよね。
