超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

問題解決の第一選択としての図書館。

問題解決の第一選択としての図書館。


休日であるから図書館に来ている。ちょっと、仕事を辞めて転職活動をしたいけど、障がい者雇用での転職活動ってどんな風にしたら良いのか方法がさっぱりと分からん。なので、僕はまずは図書館で障がい者雇用関連の書籍を色々と読んでから情報収集を行うことにした。


図書館で本を探すと次の2冊の本が見つかったのでそれを読んでいる。




これは障がい者雇用の転職に関する書籍ではないのだけど、障がい者雇用というのをどんな風に考えれば良いのかなどを知ることができたと思う。


まぁ、僕はこのブログでも散々に転職したいとばかり書いてきたではあるけど、転職するにしても自分の人生の安定を損ねる方向では行動しないように考えている。人間関係が嫌だからと今の仕事を勢いよく飛び出したとしても、次の働き口が見つからないで路頭に迷うのだけは避けたい。なんとか今の自分の持ってるリソースを上手く活用した上で、生きるのに困らないように進むべき道を拓いて行動するようにしていきたい。


転職なんてものは勢いだという意見もあるかもしれないけど、僕は今の会社に入るのだって相当苦労したからね。障がい者雇用でプログラマなんてものは、ハローワークで見つかる求人情報を調べてみてもなかなか存在しない。その中から自分に合う条件の求人を探して、その中に上手く潜り込めるかというのも運次第であるもんだし、行き当たりばったりの行動に人生を託す気にはなれない。


とりあえず、ま、僕は何か問題解決が必要になった時はまず図書館で調べ物をして、その問題をきちんと言語化して具体的な行動リストに落とし込めるまでは熟考するようにしている。なにか悩み事が生じたら図書館にいって情報を調べろというのは読書猿さんの独学大全を読んでみて教わったことだ。


図書館の問題解決のパワーというの凄まじいものがある。以前、読書猿さんとすご本のDainさんが対談記事がはてなニュースに載っていたけど、これはやもすると人生を変えるぐらいにすごいことばかりが書かれていた。


hatenanews.com


日本で図書館というと無料貸本所みたいな印象で捉えられてるけど、アメリカでの図書館の存在というのはベンジャミン・フランクリンにより創設されて国家の成り立ちにまで通じる。市民が悩み事が生じたら図書館で調べ物をしてセルフヘルプを行うということが文化にまでなっており、アメリカでの公共図書館カードの所有率は80%にものぼるという。


人は悩み事がある時は他の人に相談してみたりして問題解決しようとするけど、公共図書館に収められている蔵書というのは人類が活版印刷を始めてから現代に至るまでに蓄積されてきた知恵の集積である。図書館は単にたくさんの本が保存されてる場所というだけではなくて、レファレンスサービスなどを利用して分からないことを尋ねると、その問題を解決するのに役立つ書籍を紹介してもらえる。


人生を生きているとさまざまな問題が生じてくるけど、人類はそれらのほとんどに対して思考を巡らせてきてどんな風に考えれば良いかとか解決方法のノウハウを書物として記録してきた。それらの知識のアクセス方法というのは、近年ではインターネットが現れたりして変わってきているけども、歴史を通じて蓄積されたノウハウというのは図書館に集約されている。


図書館で解決できる問題というのは必ずしも格式ぶった小難しい問題ばかりじゃないのよ。モテるためにはどうしたら良いか? とか金を稼ぐにはどんな方法がある? みたいな個人的な欲望みたいな困り事に対しても図書館は答えを持っている。


金を稼ぐためにはどうしたら良いかという方法については、その人が健康で働けるのであればどんな風にして良い職場を見つけて就職する方法を教えてくれるだろうし、その人が働けないのであれば福祉や行政につながる方法を教えてくれるだろう。また、野心を持ってる人であるのなら起業のノウハウも図書館に収められている。


人生で何か悩むことがあるのなら、その困ったことを紙に書き出した上でそれに関する書籍を図書館のレファレンスカウンターで聞いてみると良い。悩み事の解決方法としては心理カウンセリングに行ったりとか、その問題の専門家に尋ねてみたりなどの方法がある。その中でも、図書館のレファレンスカウンターでその問題について書かれた書籍を教えてもらうことは、無料で最初にできる問題解決の常套手段である。


僕はそんな風に思っているから、障がい者雇用の転職についても、まずは図書館でその問題について書かれた書籍を探してみることから始めてみた。図書館で知り得た知識で問題を解決する方法が見つかるかもしれないし、今の仕事でプレッシャーを掛けられたりする問題の解消の仕方が見つかるかもしれない。何か人生で悩み事があるなら図書館に行くと良いよ。無料で使える問題解決の手段として第一選択であるし、パワフルな問題解決の方法でもある。

プライバシーポリシー免責事項