超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「メンタルケア」はレバレッジの効いた自己投資である。

「メンタルケア」はレバレッジの効いた自己投資である。


最近は割合生活に余裕がある感じなので、「将来に向けて何か用意しとこう」キャンペーン中である。メンタルの調子が自分比で調子が良い感じの日が続いているので、今のうちにメンタルケアを色々と工夫したりとか、もしくはストレスでの落ち込みが発生した時のレジリエンスを高める方法を研究しとこうという感じ。


他のいろんな人のブログやSNSを確認してみても、自分はメンタルケアに対するこだわりというのが他の人に比べても強い。これは、自分はヒジョーにメンタルが打たれ弱くて、何かネガティブな出来事が発生した時に数日に渡り調子を崩すなどのトラブルが多いので、それを回避するために身についた考え方だ。


普通の人であれば、何も工夫せずともある程度自己肯定感を持ちながら幸せな感じで日常生活を送れるのかもしれないが、僕の場合だと一年の半分ぐらいの時期は常にメンタルの不調に悩まされてる感じであり、常日頃から調子が悪い日々が続いているのである。


これは僕がメンタル疾患持ちというのが理由なのかもしれない。他のメンタル病みの人のネットでの発言を見ていても、大抵の人は体調の好不調の波に悩まされており、それで仕事が続かなかったりとか人間関係のリセット癖を持ってたりなど大きなデメリットを被っている。僕自身もちゃんとメンタルケアを工夫して生活するまでは、何事かあった時は気分が沈没して生活でも寝ることと食べること以外は何もできない時期というのがよくあった。


なので、Webや書籍から得られた良さげな方法については、実際に自分の体で人体実験してみて、その中から効果があるものを生活習慣に取り入れるという取り組みをやっている。こういう方法で今まで認知行動療法やマインドフルネス瞑想などを実際に自分の生活に取り入れてみた。効果については実感しており、以前に比べるとメンタルの調子が悪い時期というのが減っており、最近のように今後の人生のことまで考えてリソースを自己投資しようと考える余裕まで出てきた。


僕自身がやってみて思うのであるが、自分にあったセルフケアの研究というのは、ものすごくレバレッジの効いた自己投資である。「自己投資」の方法というのは色々とある。たとえば何かしらの資格勉強をしてみたりとか、今の仕事で必要な技術について自己学習したりとかそんな事である。その中で、「セルフケア」の勉強というのは自己投資と認識されてないかもしれないけど、これに投資をしておくと他の事柄についても生産効率が高まったりなどレバレッジ率が高いのである。


前述したように、僕がこんな感じで色々とセルフケアを研究してるのは、自分自身がメンタル疾患持ちで、メンタルが弱いのでその弱点を補うためであった。しかしまぁ、実際にちゃんとやってみると、生活全般の生産性の高まりを感じて、やれることが増えたりなどして随分と活動的に他のこともリソースの割り振りがやれるようになったと思う。


特に、マインドフルネス瞑想に関しては、「何もせずぼんやりと座ってるだけとか、もったいなくね?」と思うかもしれないけど、これをちゃんと習慣化しておき、感情や雑念のメタ認知ができるようになったのなら、やってる物事一つ一つに対する集中力が上がり、かえって時間を有効活用できるようになるのである。


ここからは僕自身のこれからの課題について書くのだけど、これまでのセルフケアの練習の積み重ねにより、ネガティブな感情への対応方法というのはできるようになってきた。しかし、生活の中での楽しいことであったりとか幸せなことに対して気が付く力が弱すぎるように感じるのである。


どうも僕自身の大きな課題としては、「完璧主義」であったりとか「べきねば思考」というのが挙げられると思うんである。基本的に物事全般に対して、「苦しいことを歯を食いしばりながら頑張って耐えねばならない」とか「弱い自分を乗り越えることでさらに強くなれる」というようなマゾい考え方で人生を生きてるのである。


これは確かに人生にはそういう側面もあるかもしれないけど、全てではない。適切なポイントに重点的にリソースを費やせば人生の成功率というのも高まるというのもあるかもしれないけど、何もかも全てのことにリソースを費やすのは無駄である。


何より、人生の価値観を「強くなり人より上に立って成功すること」においてしまうと、もし自分よりも能力が高い人がいた場合には嫉妬で苦しくなったりとか、何かしらの困難な状況に置かれて失敗して心が折れることもよくある。


なんでまぁ、人生の目標というのを「成功」とか「成長」とするよりも、それ以外の今ある静かな生活の中である幸せに対してマインドフルネスに気が付くことが大事かなと思うんである。こりゃまぁ言い尽くされたような言説かもしれないけど、「過去を後悔するのでもなく、未来を不安に思うのでもなく、今ある幸せにちゃんと気が付くのが大事」だと思うのである。


こういうことに関してはポジティブ心理学という新し目の心理学の中でよく言われてる言説なので、それが気になってポジティブ心理学の提案者のマーティン・セリグマンの書籍を買ってみた。こちらも読んでみて色々と自分のセルフケアの研究に取り入れたいものである。

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