「侍タイムスリッパー」を観てきた。
今日はカウンセリングがあったので、午後からそちらに行ってきた。午前中はニュースレターなどを書いていた。サムネイルは昼飯のラーメンである。
ニュースレターでは「コメントが欲しいぞ!」とから騒ぎしていたが、Substackのコメント欄はSubstackの会員じゃないと使えないと知り自爆。カウンセリングから帰ってきてソッコーでGoogleフォームでコメント欄を作成して、再送。
ほんとまぁ、無料で使えるしユーザ文化圏的に好みだからSubstackを使ってるけど、高機能ではあるけどメニューが全部英語であり、日本語の情報が非常に少ない。他の人のニュースレターなんかをみてると、すごくオシャレにカスタマイズされたニュースレターを送ってるような人もいるけど、僕のやつは相変わらず文字がみっちりと詰まったブログみたいないつものやつである。
デザインセンスは欲しいよなと思う。僕はエンジニアでデザインセンスが全くないからね。それなりにwebデザインをやってたりとかアプリのUI/UXの改善カスタマイズなども色々と手がけてきたが、基本的にデザインというのは全部デザイナー任せであり、デザイナーが設計したデザインにシステムを組み直すことしかやってないのである。
エンジニアもデザインセンスがあればなかなかインパクトが強いよな。webサイトとかでもオシャレなホームページなんかをみてると「いいないいなー」とトランペットを見つめる少年のように憧れの目で見つめてるのである。自分でwebデザインもできるのであれば、個人事業主としてweb制作の仕事を取って仕事にもできるかもしれない。
まぁ、その辺りもおいおい考えていくとしようか。ちょっと昨日は沖縄の単館映画館の桜坂劇場で「侍タイムスリッパー」を観てきた。
こちらの「侍タイムスリッパー」であるが、非常に小さなプロダクションが作っており、最初上映館も1館しかなかったらしいのだが、口コミでじわじわと上映館が増えているという映画である。一部では「カメラを止めるな!」の再来であると言われており、水面下で人気急上昇中の作品なのだ。
ちょっと、ネットの方で「侍タイムスリッパー」が相当面白いらしいという記事をいろんなところで同時多発的に読んだりしてたので、僕も興味を持っていたのである。低予算映画ながらめちゃくちゃカッコよくて熱い!という噂を聞いており、慌ててネットで検索して金曜日のレイトショーで観てきた。
観てみた感想としては、すごく映画や時代劇への情熱が溢れている監督が作った作品。ネタバレを避けたいので踏み込んだ内容は書けないのだが、作品全体で細かな伏線もきちんと回収しているし、シナリオも映像の迫力も味がある。低予算映画ではあるけど、監督の書きたいことをきちんと描き切った傑作であるなと思った。
確かに作品全体は低予算映画らしく、シーンも撮影所ばかりで地味だしそれほど派手な演出もないし、出ている俳優も知らない人ばかりである。しかし、ラストのクライマックスシーンでの殺陣は、役者が真剣にすごい迫力のシーンを作り出しており、そこのクライマックスに至るまでのシナリオ展開も上手い。
こういう良質の作品を実際に映画館で見ることができたのは良かったなと思った。沖縄ではまだそれほど人気が出てないらしくて、金曜日のレイトショーだったけど観客の入りは数人がポツポツと劇場にいるだけだった。いつまで上映するかは分からないけど、作品の出来はかなりいい良作だと思うので、今のうちに観れる人は見に行っておいた方がいいだろうなーと思った。配給会社が相当に小さなところだと思うので、ここで逃すとDVDでも観れるかどうかも分からない作品である。
低予算でもこういう映画を作るというのはすごいことだよなーと思う。僕はイラストを描いたり小説を書いたりしてるけど、これは個人でもPCと環境があればやれることである。しかし、映画の場合には作りたいと思っても一人でやるのは難しいし、作品を一本作るだけでも相当なお金が掛かる。
それだけに映像で表現できるものの迫力というのはすごいものであるなと思った。たとえ低予算で注目されてない作品であっても、作者がちゃんと志を持って丁寧に作品を作ることができたのなら、それが注目されることもある。
どうも僕は「侍タイムスリッパー」を観ていて、そういう創作者のマインドというのに随分と感心してしまった。ちゃんと役者の人たちも丁寧にシーンを演じていて、面白いところでは笑えるし、息をのむシーンではこちらも緊張してしまう。映画というのはハリウッド映画のような、予算をかけて有名俳優たちを使ってビジネス的にやるものではなく、志のある有志たちでも人を感動させる作品を作れるのだなと感じいった。
こういう作品を見ることができるのが単館系の映画館のいいところなのかもしれないな。僕はたまにシネコンにぶらっと行って有名作を見るのも好きだけど、こんな感じでこだわりの単館系映画を観るのも悪くないなと思った。またこういうマイナーで面白い作品が出ないかどうかネットを観測して、映画を見に行きたいものであるな。