超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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たまにはちゃんとオピニオン書くべきか。

たまにはちゃんとオピニオン書くべきか。


カラーひよこさんの「写真と文」で僕の書いた記事が公開された。


hiyokomagazine.hatenablog.com


是非是非読んでくださいませ。そして、はてなスターとかはてブとかよろしくお願いします。


今回の寄稿文は、割ととんがった文章になっちゃったなという印象である。でも、僕が昔から首尾一貫して言い続けてきたことではある。


僕には妙な反骨精神があるというか、人に媚びたりとか、迎合しようとする人へは強い反発を感じるという性質がある。自分を曲げてまで他人に気に入られようとすることが嫌い。


その割にはリアルの方では他人の顔色を窺って、言いたいことも言えなくなることも多々ある。でも、そんな中でも自分が認めないものには自分一人でも徹底的にNOを突きつけるもんだから、組織の中で孤立しがちなんだよね。


なんだろうこれは? ロックンロール精神? いや、どっちかというとオタクを拗らせてるような高二病的なマインドかなと思う。


とにかく僕は昔からマイノリティ精神が旺盛というか、多数派に対しては常に反発をし続けるような人生を送ってきた。なんとなく、なあなあで空気に流されるのが嫌い。自分が実際に何かをやる時は、その事柄がちゃんと「理」に適っているのか? また、やるとしたら自分の「利益」があるのか? というのは熟考してやる。


特に、押しに弱い人とかあんまり性質的に主張するのが苦手な人が虐げられているのには怒りを感じる。僕自身がそうだったことがあるんだけど、主張が苦手な人にいろんなものを押し付けたりとか、そういう人たちに社会的な不利益を被らせたりするのは悪行だという認識がある。


そこんところで、世の中のニュースを見ても、少数派を虐げるような政策であるとか差別というのには怒りを感じるのだが、それは私憤なのか義憤なのかはあまり分からず。どうにも僕の立場というのもマイノリティ側であるし、自分自身の生活を良くするために主張をすることも必要なのかなとも思う。


そういう世の中に対する主義主張を、ブログなどでオピニオンにして書いていくのも必要な行為かなーとは思う。しかし、そこんところも、どうも僕は個人として自分の意見を述べるべしという考えが浮かぶのである。そこら辺にいるノイジーマイノリティというのは、ネットで集めてきた借り物の知識を振り翳して、自分のわがままを押し通そうとしているだけで、そこで自分なりに社会を良くしようという公益性とかは全く考えられていないと思うんである。


インターネットがこれだけ広がって、リアルタイムで世界中の人が繋がるようになった。だが、その中でも人としての道というか、「仁義」というのは確実に存在している。


インターネットの議論では、討論相手に対するリスペクトを全く感じないような言動をよく目にする。どうせ顔の見えない相手だから何を言ってもいいと思っているのか、それとも、昔のワイドショーでも見ながらTVの前で愚痴でも言ってる感覚なのか、人に対して使うべきではない言葉で罵倒をしている人が多い。


今現在、SNSなどでオープンにして罵詈雑言を書くと、その相手に届いてしまう可能性は高い。そこで、今まで繋がらなくてもよかった相手と繋がってしまって起きているのが「社会の分断」である。今の情報社会は「繋がりすぎ」であり、見なくてもいい情報であるとか知らなくてもいい相手とまで邂逅するようになってしまっている。


こういう人と繋がりすぎるインターネットにおいて、どのような社会を築くのかというのはまだ定まっておらず、その結果が現在世界中で起きているような、民主主義の危機を意識させるような社会の摩擦である。自分の主義主張で相手の考え方を変えようとする者同士が、ネットでお互いに敵を見つけて罵詈雑言をぶつけ合っている。


今まではインターネットを使っているユーザーというのは、ある程度ITリテラシーが高い人ばかりであったので、そこでは自治が行われ自浄作用も働いていた。しかし、SNSが生まれ、スマホが流通して、それほどリテラシーが高くない人でもインターネットを使えるようになった。その結果として、あらゆる主義主張が衝突する戦場であり、その中ではトマス・ホッブズの言うところの「万人の万人による闘争」が引き起こされてしまった。


こういうネットの争いごとを「くだらん」と切り捨てて日和見をするのも簡単である。しかし、トランプが引き起こしたようなアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件のように、仮想空間の問題が現実に影響を及ぼしている。この問題を今、見過ごしていると、社会全体に対して悪影響を残す。


まずは、モニターの前にも人がいることをちゃんと意識することから始めようか。隗より始めよ、で僕自身そうである。後先考えない放言みたいなことは書かないようにして、言行一致させる必要がある。

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