人間関係の立ち回り方を考える。
ここ最近のメンタルの不調と原因。
なんかさ、今週に入っていきなりメンタルヘルスが不調なのよ。久々だねこの感じ。自分はどれだけ寛解したつもりでも病気持ちなんだなーとはこういうことで気付かされる。
何が原因なんだろ?と考えたりするのだけど、会社での人間関係がめんどくさくなってるのがストレスなのかもしれない。以前も取り上げた事があるけど、今は同僚になってる元上司の話である。
この元上司と僕は相当に相性が悪いらしく、反目しあってる。いや、嫌っているのは自分だけで相手は何も思ってないかもしれないけど。
自分は情報収集をして会社で使えそうな情報を見つけるとslackの情報共有チャンネルで投げたりするのだけど、そしたら昨日、この元上司がこの情報共有チャンネルのほうで何かを書くと「ノウハウコレクターになるな」みたいな趣旨のことを書き込んだりしてくるのです。
今日も調子悪くて夢見ちゃったよ。今でも相当に抱え込んでるんだろうなーと思うからここで吐き出している。人間関係のストレスはやばいですね。あんまり溜め込みすぎてまた爆発したら今度こそ立ち直れないかもしれない。対策を考えてなんとかしないと。
どのような対応をとるか?
僕はなにか不満なことがあると、黙り込んで一人で抱え込むケースが多いんですね。これが色々と状況をまずくするかなと思った。
何か不満なことがあったとしても、誰にも話さず自分の中に抱え込んで自分で解決しようとすることが、自分の問題解決方法ではよくあることなのだ。今まではこの方法でも良かったのかもしれないけど、こうやって実際に自分と対立する人が現れてきたのなら、人間関係の対応方法のパターンを変えるべきかもしれない。
この人間関係の悩みを何とかするためにちょっと前に「嫌われる勇気」を読み返したりしたのだけど、そこには「権力争い」をするなと書かれていた。
哲人 わたしは正しい。すなわち相手は間違っている。そう思った時点で、議論の焦点は「主張の正しさ」から「対人関係のあり方」に移ってしまいます。つまり、「わたしは正しい」という確信が「この人は間違ってる」との思い込みにつながり、最終的に「だからわたしは勝たねばならない」と勝ち負けを争ってしまう。これは完全なる権力争いでしょう。
青年 ううむ
哲人 そもそも主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。ところが、多くの人は権力争いに突入し、他者を屈服させようとする。だからこそ、「自分の誤りを認めること」を、そのまま「負けを認めること」と考えてしまうわけです。
岸見一郎、古賀史健 嫌われる勇気 ダイヤモンド社
別に自分は情報共有を行ってチーム全体で知識を共有する事が間違ってるとは思わない。相手がどのような思惑でそういう発言をしているか、自分の中で悶々と考えてしまうのがすでに権力争いに巻き込まれてしまって、相手を如何にして言い負かすかと考え込んで不愉快になる原因なのだろう。
自分の知識の押しつけで相手を変えようとしないこと。そういうのも大事かなと思った。そもそも最初から争いにならないように周りへ根回しとか発言力のを高めておく立ち回りが重要なのかなと思った。
こういう記事があった。
組織の中でマネージメントするべきパラメータは「士気」「リスペクト」「発言力」であると書いてある。
発言力とはこういう概念だ。
遥か大昔に初めてガンパレード・マーチというゲームをプレイしたときに度肝を抜かれたのがこの発言力というパラメータでした。要するにお金のようなもので、対人関係で他人にお願いをしたり、会議で発言する際に必要となり、勲章をもらったりすると増えます。当時はガンパレの独特で斬新すぎる仕組みを上手く理解できなかったり、最強の武器(NEP)を手に入れるための方法がカネで買うでも敵からのドロップでもなく発言力で取り寄せるという内容に正直何だこれはと思ったものなのですが、今なら言えます、このガンパレード・マーチというゲームほど対人関係や発言力の概念を上手く取り入れているゲームは今に至るまで他に存在しません。
発言力はリスペクトと直結しています。リスペクトの値が高ければ高いほど発言力は大きく生産されるようになり、自分の意見を通しやすくなりますが、発言力を浪費した結果成果が上がらなかったりすると、リスペクトが減少し、さらに発言が難しくなるという負の循環に陥ってしまいます。ちょっとわかりにくいかも知れないので具体例を挙げますが、あなたの身の回りにいらっしゃるクソ無能認定している人間を一人思い浮かべて、そいつがエラそうに自分の参加する会議で何かクソ無能っぽい頓珍漢な世迷い言を発言しているさまを思い浮かべてみてください。どうでしょうか。口を閉ざして視界から失せろと思うに違いありません。そうして自分の士気が下がります。これが、リスペクトのない人間が、発言力を無駄遣いしてさらにリスペクトを落とし、他人の士気を落としてチーム全体にダメージを与える状態です。こういう状態を避ける必要があるわけです。簡単ですね。
働きかける相手は、この嫌っている元上司ではなくて周りの他の人達との人間関係を良くなるように立ち回るべきなのである。周りの人達が困ってそうなことを手伝ってあげたりとか、なにかお菓子を配ったりとかそういうことをやることで、なるべくリスペクトと発言力を高めて、うまく職場で立ち回ることこそが今の自分に求められている行動なのであろう。
まとめ
自分は会話でうまく立ち回れるような器用な人間ではない。どちらかというとコミュニケーションよりも、手を動かして何かの作業を高い精度で成果物を完成させたりとかで生き延びている人間である。わざわざ口喧嘩をしたりで相手のステージに登ってしまっては駄目だろう。何を言われようと相手をせずに、実務で完成度の高い作業を行っていくことで、僕は応戦するべきであろう。
そもそも争う考えをもってることが権力争いに巻き込まれているのかもしれないけど、なるべく距離を置きつつ、ひたすら手を動かして精度の高い仕事をし続けようと思う。
今の仕事は人間関係が良かったのが魅力だったんだけどなー、はーやだやだ。