超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ブログには本心をブレさせずに書く。

ブログには本心をブレさせずに書く。


ブログの方向性に多少悩むことなど。このブログは完璧なる雑記ブログとしてやらせてもらってるが、最近は妙に意識の高いことを書いたりしてるなーと思った。意識が高いなら高いでいいのであるが、僕の性格というのはそこまで高尚なものでもない。そこんところの性格を改めるためにブログを書いてるというのもあるのだが、どうも書いてることと自分の実態がそぐわないものになってるなーと感じた。


僕が文章を書く上で気をつけてることはいくつかある。自分自身が思ってることを素直に書いて、本心でもないようなことは書かないようにするということである。嘘や見栄についてはできるだけ書かないように気をつけようと思っている。


嘘や見栄というのは、人付き合いにおいてやっても意味がないことである。長くその人と付き合っていると、その人がどんな風な人なのかというのは分かってくるものだ。隠そうとしていても、小さな行動の端々にその人の本性というのは見え隠れする。


特に、ブログの毎日更新において、書いている人の本性を隠そうというのは不可能に近い。どんな形式のブログであれ、毎日何かしらの文章を書いてると、その人の癖というのは必ず現れるものであるし、隠そうとしても隠せない本性のようなものがブログの味として現れる。


「この人はやたらとツッパったことを書いてるけど本当は真面目なんだろうなー」とか、「綺麗事ばかりを書いちゃいるが、そこかしこに粗が見えるし、そこまで考えずに書いてるだろうな」などと、そこら辺にある性格診断よりも確実にその人の性格を知ることができる。なんでまぁ、ブログで知り合った人でもリアルで会ってみると長年の顔馴染みのように感じることは、実はよくあることだ。


逆も然りであり、ブログの方であまり露悪的なことを書き続けていると、書いているうちに書いてる人の性格が荒んでくる。あまりネガティブなことばかりを書いてるブログというのは、書いた本人のメンタルヘルスにも良くない。


これは何度も僕のブログで書いてることであるが、ブログで書いた内容というのは自己実現してしまうのである。これもブログを書くときに気をつけてることであるが、どれだけネガティブな書き出しで始まったブログであっても、結論部分では必ず建設的な結論で締めるということだ。


ジトジトネトネトと自己憐憫なブログを書いてると、気分がどんどん落ち込む。経験上、ネガティブな出来事があったときに、それをブログで書いてしまうと、後からそのエントリーを読み返して一週間ぐらい落ち込む。嫌な出来事でもそれを文章に書くことでカタルシスを得られると思うかもしれないが、心の動きとしてはネガティブを加速させるだけである。


このネガティブな出来事を文章を書いてスッキリさせるというのは、おそらく紙に書く方がオススメである。ネガティブなことを書いて発散させる目的であれば、紙の日記帳にでも書いて死蔵させる方がマシ。この感情をネット空間に放出してしまうと、どんなレスポンスが返ってくるかもしれないし、人に読まれることでますますその感情が自分に定着する。


僕もまー、散々ネガティブなブログを書いてきたであるが、書けば書くほど落ち込むし、それで周りの人に何を思われてるか気になるし、書かないほうがマシだった。短期的であれば同情してくれる人も現れるかもしれないが、あんまり人の善意に甘えすぎるのも心苦しくて悩ましくなる。


まぁ、そこんところも含めてブログに書くのが人間らしさとも思うけどね。最近はアフィリエイターどもはAIでブログを書くのが流行りらしいが、AIにはこんな文章は書けないだろう。人間が書いた文章には情報だけではなく、その人なりのストーリーというのが含まれているのであり、ブログを読み書きする趣味がある人はそんなその人なりのストーリーが読みたくて毎日訪れる。


ここで冒頭に戻るのだけど、どうも僕は最近、人に媚びるような文章を書いてないかと気になるのだ。やたら、人の役に立ちそうな情報ばかりをネタにしてブログを書いており、書いてる内容が自分の本心から乖離してないか気になるのである。


一応、僕のブログは個人のブログとしてはそれなりに読まれてる方だと思うのだけど、それは読んで役に立つからというよりは、僕の持ってる考え方や人生の物語に興味を持ってくれてるからだろう。どういう切り口で読むかにもよるけど、統合失調症からのリカバリーストーリーとしても読めるし、プログラマ属性の人間がいろんな仕事のやり方を紹介してるようなブログにも読める。


そういう、その人の持ってるいろんな属性をごった煮にして、その人となりが見えるから雑記ブログは面白いのである。人間というのはいろんな顔や側面を持ってるものであるし、その複雑性も含めた人間の在り方を知りたいから、僕はブログを読み書きするのだ。


人生を深く味わいたいと思うなら、ブログを書くといいだろう。そこに稚拙でもいいから自分の思ってることを叩きつけるのである。僕はブログはそういう書き方をしようとしてる。長く書けば書き慣れてくるけど、まとまった小綺麗なブログにはなりたくないものだ。

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