やっぱりブログを書く時はネタ集めはしておかないといけないなと思った。昨日書きたかったネタがあったんだけど、全然思い出せない。結構、重要なアイディアだったと思うんだけど、完全に埋もれちゃった。
僕のはてなブックマークの使い方ってのは自分用の検索エンジンを作る用途で使っているのよ。タグをきっちり付けて、後から検索して思い出せるようにブクマを付けている。だけど古い情報は駄目だな。はてなブックマークの検索機能は貧弱なのよ。だから、はてなブックマークとEvernoteを連携させてブクマした記事は全文検索できるようにしている。これで結構、情報収集したデータをフル活用できるようになった。
Evernoteから引っ張り出してきて元となるエントリーは思い出したんだけど、どんなことを書くべきだったか忘れてしまった。まぁいいやぼちぼち即興で書いてみよう。
僕が人生において成功の条件は何かと聞かれた時に何を答えるかというと「継続は力なり」だろう。世の中の色んな人達がごちゃごちゃと理屈をこねくり回して複雑化させているけど、成功するのは簡単だ。誰もが呆れ返って嘲笑しようととも、一つの行為を徹底的に続ければ良いのである。要は勝つまで一つのことを続ければ良いだけだ。
そもそも「成功」とは何なのかの定義から始めないといけないのだけど、「その道のエキスパートになって周りから一目置かれて、収入も入ってくる」って辺りに決めておくか。自己啓発本でもこの辺りがふわっとした状態で「兎に角、これをやれば人生の何もかもが上手くいくんです!」みたいなロジックで書き散らかしている本もあるんだが、こういうものは読んだ所で時間つぶしにすら勿体無いので、前置きで目的が書かれていない本は読まないようにしよう。
随分と昔に言われた法則だけど「一万時間の法則」というものがある。どんな分野でも1万時間の練習をすることがプロフェッショナルにとって必要な条件だという法則である。
だが、実際の所は分野事にマスターするまでに必要な練習時間は違うみたいだね。
まぁ、例えば料理という分野でならば、練習時間をいくら伸ばそうがその人の味覚能力の才能がなければ本物のエキスパートにはなれないだろう。音楽に関しても絶対音感のようなギフトもある。実際にプロフェッショナルになるためには、遺伝と環境が輻輳しているのだろう。
相互作用説の中でも具体的な遺伝と環境の関係性について説明しているのが、ジェンセンが唱えた環境閾値説です。
「閾値(いきち)」というのは、ある要素が生き物などに何らかの影響を与える最小の度合い、ボーダーラインとでもいうもの。
たとえばコップ一杯の水の中に砂糖をひとつぶだけ入れても、飲んでも甘みは感じません。
だんだんと砂糖の量を増やしていくと、水に入れる量がある量になった時点で、飲むと甘みを感じるようになるでしょう(ほんのわずかでも)。
その「甘みを感じるようになる量」が、人間の味覚に対する砂糖の量の閾値、という感じです。では環境閾値説がどういうものかというと、ある性質があらわれるためには、遺伝要因も環境要因も必要だが、性質によって、必要となる環境要因の度合いが異なる、という考え方です。
たとえば身長のような性質であれば、両親などからの遺伝の影響が大きく、どのような環境(育て方、経験)であっても、親の身長が高ければ、子どもも身長が高くなりますが、
絶対音感(耳で聞いただけでドレミ…の何の音かわかる)のような性質だと、両親がその声質を持っていたとしても、環境(音楽に十分に親しんでいるとか、訓練を受けているとか)の影響がないと身につかない、という感じです。
じゃあ、才能がない人は成功できないのか?って話なんだけど、限られた一つの分野で成功するためには才能がないとムリでしょうね。僕は以前、1万時間の法則について下記のようなエントリーを書いた。
僕が考えている方法論としては、まず、自分と他人と比較をしては駄目だということです。上手い奴ってのはどのレベルまでいっても必ず居て、比較するとモチベーションがダダ落ちするのです。比較をするのならば、過去の自分と比較をしましょう。毎日少しずつでも練習をしているなら、かならず成長はしているはずです。過去の作品を見なおして良くなっている点、これから改善するべき点を見つけましょう。
また、その為に必要なのは記録をきっちりとつけておくということです。簡単なメモでもいいから、気が付いたことなどを記しておいて後で読み直しましょう。こういう日々の記録が重要であると、僕は思うのです。
僕が言いたかった事は「内発的動機づけ」についてだった。何かしらのご褒美があるような活動ってのは、それが無くなると続かない。他人と比較して競争を動機にするならば、相手がレベルが高すぎると苦しくて諦めてしまう。その行為それ自体に楽しさを見つけたら練習が苦にならない。プロフェッショナルになって成功する人々は内発的動機づけに成功しているんでしょう。
そこで僕の前述した結論に至る。
イチローとか本物の天才達は、もの凄いスピードで毎日走ってるようにみえるが?
それはもはや本人の習慣です。
それだけの成果を上げる人達は精神的な疲れは残さないで走るでしょう。
番組の被験者でも1ヶ月後には本来のジョギングのスピードで走る人がいましたが、
ちょっとづつ背伸びしつづけたら必ずいつか届きます。
それは疲れないから楽しいから続くのです。
人間というのは天才とか、才能とかじゃなくて、
頑張るとか、努力するとかいう意識でもなくて、
ましてや鬱やメンヘルになるダメ人間でもなくて、
自分の限界を超えた設定や環境で苦しむとダメになるし、
結果ではなく行動を疲れないように楽しむと長く最大の効果が出て伸びるのが
人間のそもそもの仕組みなんです。
あなたの好奇心の赴くままにゆっくり進めば
あなた好奇心が必ず導いてくれる。
そこでやっと、お金持ちになりたいとか、あの人のようになりたいとか
あこがれたり、嫉妬したりせず、誰かと同じような道を選ばないようになり、
みんな違う自分だけの道のを進みだします。
まとめ
疲れる走りかたをするな。
いつか疲れが回復せず心と体が壊れてしまう。
だがたち止まるな。
使わないと萎縮して心と体が壊れてしまう。
人生はゆっくり楽しく走れ。
周りの言うことなどに耳をかさずに、ひたすら自分の道を走り続ければ良いのである。スピードは落としてもいいけど決して止まるな。じっくりねっちりとマイペースで走り続けると、いつか観たこと無い景色にたどり着くことができる。諦めないやつがプロになる。
努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!!名言の著者 : はじめの一歩、鴨川会長